スポーツ自転車に乗るならば、街中でギヤチェンジは必要ない。

さあ、では前回の続きで、
なぜ、街乗りでは、スポーツ自転車に乗るならば、ギアチェンジは必要ないのか、
という話をしましょう。



ここのところは、これからフィクシーに乗ってみたいと思っている方には
実に興味深い部分だと思います。



まず、フィクシーは、固定ギアですので、
自分に合ったギア比というのを見つけなくてはいけません。

ペダルを踏み、ぐるぐると回る部分をクランクと言いますが、
そこに付いている大きいギアと、
後輪部分に付いている小さいギアの大きさを変えることで、
自分に合ったギアの重さを選んでいきます。


普通にフィクシーを買った場合、
だいたいはスポーティなモデルで、
クランクについたギア(チェーンリングと言います)は48枚歯。
おしゃれ系で、楽チンなモデルで、46枚歯がついています。

これはどちらでも大差はなく、どっちを使っても、大丈夫です。
チェーンリングを変えようとすると比較的値段が高い、
5000円位、なので、ここは置いておいて、
普通は後輪についた、小さいギア(コグと言います)
これを、交換することになります。



よく、普通に売っている、オシャレ系フィクシーでは、
46枚歯のチェーンリングに、18枚歯のコグがついていたりするんですが、
これは、結構軽いギア比です。
ママチャリの真ん中のギアよりもちょっとだけ重いぐらいでしょうか。
最初に踏み込んでスタートする時も、ちっともストレスにならない重さです。

で、結論から言ってしまうと、
このフィクシーの普及版のギア比で、もうこれ以上は街乗りに必要ありません!!断言。



説明します。
まず、フィクシーには、ロードバイクと同じサイズの細いタイヤが付いているんですね。
これはタイヤの幅が、2,3cm又は、2,5cmです。
この細いタイヤにカチカチになるまで硬く、空気を入れますと、
めちゃくちゃに軽く転がるんです。
ロードバイクやフィクシーが、マウンテンバイクよりもずっと速く走れるのはそのためなんですね。

そのめちゃくちゃに転がるタイヤをつけているので、
ママチャリなどとは違って、少々重めのギアにしても軽く回りますし、
なんにしてもぐるぐるぐるぐるとどんどん回せていけます。


そして、スポーツ自転車では、ペダルの回す回転スピードのことをケイデンスというのですが、
スポーツライドの場合、このケイデンスは大体、1分間に100回転のスピード、
ケイデンス100、程度で回します。


最初はこれをケイデンス80で回し続けるのも難しいかもしれないのですが、
これに慣れて、100から110ぐらいで回せるようになるのが、
スポーツ自転車に乗る第一課題と言ってもいいぐらいなのです。
(少なくとも、最近ではそう言われているようです)


例えば、先ほどの46✖️18というスタンダードなギアを
ケイデンス100で回しますと、すでに時速が、32,2km/h出てしまうんです。
時速32キロって、街中で走ると、かなり邪魔っけなぐらい早いスピードです。
さらに、私の場合は、かなりケイデンスをバンバン回して走る方なのですが、
結構気分がノッている時は、ロードバイクで、ケイデンス120ぐらいで回している時もあります。
すると、このスタンダードなフィクシーのギア比でも38,6km/hも出ちゃいます。
事実、私のフィクシーは、現在、このギア比で使っていますが、
何の障害物も無く、幅の広い車道の脇を走るときなどは、
時速40キロまではこのギア比で出してしまいます。
まず、5kmから10kmなどの距離を走る街乗りで、時速40キロを出す局面はほとんどありませんから、
結果として、これ以上重いギアを、街乗りで使う必要は無い。
という結論になります。


そうするとですね。
こういったごく普通のスタンダードなフィクシーというのは、
やはり街乗りでは最高に便利、かつ、気持ちがいいのです。


何よりも、8kg以下の軽い自転車でも、安い。
10万円以下で、組めてしまう。
取り回しの軽さは、街乗りでは非常に重要なのです。

そして、48✖️18のような軽いギヤを使っても、時速40キロまでは十分に出せる。
そして、そのようなスピードを出せる自転車にもかかわらず、
それほど値段が高くないのは、街中では駐輪時の盗難のリスクなどを考えると、
非常に大きなメリットなわけです。




そんな、フィクシーを私は、5年前に、街中での移動の手段として買ったわけです。


それがまあ、予想外に、何もかもが楽しくてですね。
ゆっくりと、今の、ベジタリアン・サイクリストのライフスタイルが形成されるに至るわけです。



次回も、その経緯を順番に書いていこうと思います。






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